距離感を考える【独り言】

独り言です。

ここ最近、「生徒さんたちとの距離感」について考えさせられています。

生徒理解、自分の中で常に心がけていることなんですが。

勉強のことだけでなく、学校の様子や部活の様子、休みの時は何しているとか、お家ではどう過ごしているとか、直接聞いたり普段の会話の中で察知したりするようにしているんです。

これら全てが勉強に影響を及ぼしてくるので。

ただ私が生徒さんのことを理解するだけでなく、生徒さんも私のことを分かってくれていると思うんです。

その中で相互理解が深まっていく、するとお互いの距離感が縮まってきますよね。

距離感が縮まった関係になれたからこそ、生徒さんの成績が上がれば自分のことのように嬉しくなるわけです。

逆に宿題を忘れたり遊んでばかりいる様子を聞くとメチャクチャ言いたくなりますし、休みが多くなると心配が尽きなくなる。

まあ今までこんなことを繰り返してきているんですけどね。

このような気持ちがわいてきてしまうのは、生徒さんたちとの距離感が理由なのだと思います。

ですが少し距離を開けてみれば、例え勉強していない姿を見ても、「まあしょうがないか」と思えるかもです。

宿題をやってこないことは、もちろんこちら側の責任ではありますが、ハッキリ言ってしまえば、生徒さんの怠惰という理由も少なからずありますからね。

成績が上がらなくてもあなたにも責任があるのだから仕方ないよねと、こちらも諦めがつきます。

生徒さんに対してどのような心持ちで対応していくべきか、これまで他の先生たちの考えも聞いてきました。

何があっても絶対勉強をさせる!成績を上げる!という熱い先生もいましたし、こちら側にも限界があるよねと一歩引いた意見の先生もいました。

自分はどうかというと前者側なんだと思っていますが、ここらで考え方を改める必要もあるかもしれないなと、正直何度も思うこともありました。

日々どうしていこうか、心を削り、生み出されるストレスと付き合っていくのは、簡単なことでありませんからね。

それでも生徒さんの成績を上げたい、やる気を引き出したい、何とかしたい、というのが私の本音なんです。

我々の業界の中で、本当に考えさせられる話です。

大袈裟に言えば、この仕事に対する「思想」みたいなものですかね。

ですが生徒との距離感という部分においては、自分の中で少し見直そうかなと思い始めてきています。

一歩距離を置くことで、見えなかった部分に気づくことができるかもしれない。

生徒の成績を上げること、やる気を引き出すこと、という目標は変わりませんけどね。

ということで本当に独り言でした。

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です