その優先順位は正しいか?
高3生の夏期講習。
大学受験対策で長文対策を行っております。
以前にもお話しましたが、大学入試の長文問題って一昔に比べると難しくなっているように感じます。
今は分からないことはネットで調べられますし、YouTubeなどの動画コンテンツ、AIに教えてもらうなど、勉強がやりやすい環境が整っています。
その分、入試問題の難易度も上がっていっているように感じています。
また長文の題材となるテーマが年々増えてきており、それを知らずの状態で読み解いていくのが大変だという面もあるかと思っています。
特に私立の英文は癖があって難しいケースが多いです。
もちろん長文をしっかり読解していくことが大事ですが。
それよりも重要なのは、正答率を確保することです。
当たり前だと思われるかもですが、生徒のみなさんは長文読解を完璧にしようと思いがちなところがあります。
ですが言語系学習につきもののグレーゾーン(どっちつかずな表現など)や、文化の違いなどから、我々日本人にとって理解しずらい英文や表現ってたくさんあるんですね。
文法的にも習ったことがない・見たことがないような表現って結構出ていることがあるんです。
じゃあそういった分かりずらい英文や表現も完璧にすべきかといったら、そうではなくて、あくまで「問題が解ければそれで良し」というスタンスが最重要だということ。
長文の詳細は分からなくても、解ける問題は必ずあります。
また合格ラインは私立で行ったら60%~70%くらいの大学が多く、受験対策が十分できていれば合格ラインには届くようになっているものです。
長文を完璧にマスターするための勉強をすべきか、合格ラインをクリアするための勉強をすべきか。
答えは言わずとも分かりますよね。
優先順位をしっかり把握した上で、何に重きをおくのかを常に考えるようにしていって欲しいと思います。
長文を隅から隅まで完璧にマスターしたい人は、大学受験合格後、さらに英語を深める学習をしていけばよいのではないでしょうか。


