思考力育成の代償
勉強するにあたり、思考力を伸ばすということはとても大事です。
「考えること」を大切にする。
「思考力・判断力・表現力」の育成を文部科学省でも提唱しています。
このブログでも何度もお話してきました。
ですが思考力を伸ばそうとするあまり、基礎力の欠如という代償を払ってしまっているのではないか?という疑問を最近強く強く感じています。
ここでいう基礎力とは漢字や英単語、社会の語句などの知識と、数学でいえば計算力です。
ひたすら覚えたり計算したりと、いわば地味な勉強です。
その地味な勉強って、今学校ではどのくらい行っているのでしょうか。
私が小学生の頃って、毎日漢字練習帳の1ページ分の漢字練習という宿題がありました。
計算ドリルが配布され、これまた毎日宿題がありました。
私は「さくらプラン」という、小学校低学年で実施される少人数指導の非常勤講師をしていたときがありましたが、毎日国語の漢字・重要語句の問題プリントや、算数の計算問題プリントを作成して、宿題に出していました。
一昔前までは地味な勉強を繰り返し課していたんです。
ところが最近ではあまりそういった話は聞かなくなりました。
みなさんの学校はどうですか?
このような基礎学習は柔道の受け身のように、瞬時に答えらえるまで徹底したトレーニングが大事になってきます。
知識の詰め込み型が非難され、思考力重視へと移項されていますが、私は知識の詰め込みは必要だと思っています。
知識が備わってからこそ、思考力へとつながっていくと思うので。
最近非常に気になっていることの一例をあげると、計算力の低下。
考え方は理解できているのに、計算で間違ってしまう。
分数、小数、大きい数字の計算でつまづいてしまっている生徒さんって、本当に多くなってきています。
「解き方は合っているのにねぇ~」じゃ済まないんです。
テストで点数にならなければ意味がない。
地味な勉強・地道な勉強が逆に今、必要になってきているような気がしてなりません。
当塾でも「ひたすら計算講座」、「ひたすら英単語暗記講座」のような演習講座を創設しようかと、ちょっと本気で考えています。
個人塾なので、いいなと思ったことはすぐに実行に移しちゃいます。
みなさんも何かご要望があれば、遠慮なくどうぞ。
最後にもう一つ、漢字や英単語などの暗記、計算力向上はできるだけ早いうちに着手していった方が良いですよ!


