大学か?専門学校か?
高校生と進路についての話がちょくちょくあがっています。
「大学がいいか?専門学校がいいか?」
どちらがいいか、それは個人の意向にもよるので、正直難しいところがあります。
大学にも専門学校にもメリット・デメリットはあります。
ですがこの質問をされたら、「大学に行くべき」と答えますかね。
理由は、「就職に関して幅広い選択肢があるから」。
例えば明確に「コレ!」という学びたいことがあれば専門学校でも良いでしょう。
専門学校のメリットととして、1つのことに集中して学ぶことができることが挙げられます。
企業も即戦力として期待できますからね。
ですが実際に学んでみたら、もしくは就職してみたら、思っていたものと違ったなんてことも。
そのような場合、いわゆる潰しが利かないという状態になってしまいます。
大学であれば、もちろんそれぞれに学部・学科はあるにせよ、幅広い選択肢の中で就職先を考えることができます。
例えば「文学部」というと、出版社や広告社などのイメージがあるかもしれませんが、金融業界やサービス業界などへ就職する学生も多々います。
そもそも何でこんな話をするかというと、卒業後の就職先を3年以内に離職する率って、実はだいたい3割以上あるそうなんです。
就職活動中、一生懸命に準備をしてたくさんの企業を受けて、やっとの思いで1つの会社に決まった、でも3年以内で退職してしまう人が3人に1人以上いるってことです。
かくいう私も、初めて正社員として入社した某M〇〇塾を3年たたずして辞めてしまいました。
再就職を考えたときに、専門学校で得た知識を使える会社であればいいのですが、そうでなければなかなか難しい。
大学の方が学部・学科とは違った業界を選んだとしても、採用される可能性は高いと言えます。
確かに大学に進学するためには、少なからず努力しなければ合格することはできません。
ですが大学で学びながら自分がどんな未来を生きていくのか、考える時間があっても良いかなと個人的に思っています。
進路を決めるのは本当に大変ですし、時間がかかります。
ですので早いうちから考え始めることが大切なんです。