自然に行動を促す
高校1年生の教科書にこんな英文がありました(以下抜粋)。
「Instead of forcing people to change their behavior, it's much more effective to take a psychological approach.」
「人々の行動を強制的に変えるのではなく、心理的なアプローチを行うことがとても効果的である」という意訳になります。
とあるロボットがあるのですが、そのロボットはゴミ箱に車輪をつけて動いています。
ゴミを発見したロボットは自分でゴミを捨てるのではなく、そのゴミの前でじーっと静止している。
するとそれに気づいた幼稚園児が自然と自らゴミを拾って、そのゴミ箱ロボットに入れるというお話です。
イメージ画像はこんな感じ↓
伝わりました?
この英文を見て、思いましたよ。
勉強もこううまくいかないかなと。
いつもお話していることですが、強制力が働いている中で勉強しても効果が薄いんです。
勉強しよう!と自発的にならなければ。
でもなかなかこうはならないですよね。
あずま中のテストが近づいてきている中、数名の生徒に授業後残って自習させたり補習したりしているのですが。
その様子を他の生徒たちにも話したところ、じゃあ自分も残るということで、授業後自主的に自習している生徒がいます。
こういうの、いいですね~。
もちろんもっと勉強してほしいということで話したことですが、見事に功を奏した結果となりました!
決して強制ではありません。
ちょっと誘導しただけです。
ですがそれだけで自主的に勉強したいと思ったということは、少なからず「自分には勉強が必要」と思っている証拠なんですかね。
いつも勉強は嫌だと思っていても、みなさんの心の奥底には「勉強したい」という気持ちが隠れているのではないですか。
心理的なアプローチを駆使して勉強に促していく、そんな手法を会得していきたいです。
とにもかくにも中間テストが近い!
全力でテスト勉強していきましょう!