最強の褒められ方
褒めることについて、このブログでもちょくちょく話をしておりますが、改めて。
褒めることが大事!とはよく言いますが、何でも褒めればいいってもんじゃないです。
例えば毎回宿題をやってくることについて。
確かにコンスタントに宿題をやってくることは素晴らしい。
ですが毎回褒めるのはどうかと思います。
言ってしまえば、塾に来ていて宿題をやってくるなんて極めて当たり前のことだと思っています。
それができないのであれば塾なんてやめた方がいい。
生徒さんだって毎回のように褒められていたら、「褒め慣れすぎる」という現象が起こってしまいます。
褒められないとやる気が出ないとか。
褒めて自分をやる気にさせようとしているのかな、と先生の気持ちを見透かす生徒さんもいるかもです。
効果的な褒め方って言い方は変かもですが、「通常以上の努力が見られたとき」に褒めるのが相手にとって嬉しいはずです。
例えば宿題だけでなく、必要だと思った勉強を率先してやってきたとき。
あとは単純にテストの成績が上がったときです。
このようなことはむしろ褒めなければなりませんね。
それと一番うれしい褒められ方。
第3者から言われるときです。
「〇〇先生が君のことを褒めていたよ」とか、「〇〇君が君のことをいつもすごいと言っているよ」とかです。
「自分のことを褒めてくれているんだ!」という感覚はとても嬉しくなりますし、次へのモチベーションにもつながります。
ですがその逆は絶対にやってはいけません!
「〇〇先生が君のことをいつもダメだと言っているよ」となんて聞いた日には、勉強のやる気なんて地の底まで下降することでしょう。
ダメなことがあれば直接本人に言うことが大事です。
ちなみに私は無理矢理褒めることは一切しません。
ですがここぞというときにはメチャクチャ褒めるようにしています。
というか自然に褒めてしまいますね。
子どもの気を引こうなんて考え方はあまりオススメしないということです。