人の気持ちは変化し続けるもの
人の気持ちは変化し続けるものです。
私も塾の仕事を始めた当初、5年後、10年後…そして今、と考え方は変わってきています。
大学生のときに塾講師・家庭教師でアルバイトをしていたとき、教えることがとても楽しかった。
大学の授業はそっちのけで(^^;)、図書館等で授業のための予習を一生懸命やっていました。
とにかく教えることが好き、どう教えれば生徒は分かってくれるのか、そんなことばかり考えていました。
生徒たちとのコミュニケーションも楽しかったですね。
じゃあ今はどうなっているかと言うと、大分変化しましたね。
教えることが好き、生徒との関わりへの気持ちは今も変わりませんよ。
まあこの気持ちがなくなったら引退しますけどね。
今は、どう生徒を伸ばすか、どうやる気を持たせられるか、この考え方にシフトしています。
始めは素晴らしい授業を作ることだけで満足していた、いわば自己中心的な考え方でした。
でもいくら素晴らしい授業ができても、生徒の成績が伸びないと意味ないんですよね、この仕事は。
いかに伝えるか、いかにやらせるか。
さらに言うと、「こちらから何も言わなくても、自分で勉強できる生徒に育てる」、これが今の最大の目標です。
高校受験を直前に控えている、とあるウィルプラス生。
今日はここを重点的に強化して、今週は問題集で総復習して、来週は〇〇年度の過去問を解いて…と今の現状を踏まえ、自分でやるべきことを決めて勉強できています。
私もアドバイスはしていきますが、本人のやりたい勉強をできるだけ尊重するようにしています。
まさに「自分で勉強できる生徒」になっていますよね。
何も受験生に限らず、他の学年の子もどんどん勉強したいことを話してもらって構いません。
私もアドバイスしますし、例えそれが失敗しても、次に向けて軌道修正をすればいい。
失敗・成功を繰り返す中で、「自分の最適な勉強方法」が構築できるのです。
そうなれば「私は最強」!(by Ado)
もう私の役割は終了ですね。