なんとなくイングリッシュ
昨日、中3の英語の授業を行ったんですけどね。
基本の基本がみんなできておらず、愕然としてしまいました。
って昨日だけに限らず、毎年のことなんですけどね。
不定詞や動名詞、比較に受動態とこれまでたくさんの英文法を勉強してきているわけですが。
全ての文法はbe動詞と一般動詞の文という、超基本の上に成り立っているわけです。
その超基本が本当の意味で分かっていない生徒さんが実に多いんです。
これが英語が苦手な理由の1つでもあるのですが。
そして「どうしてこの答えを選んだの?」と聞くと、「なんとなく」とか「直感で!」とか。
出た出た、なんとなくイングリッシュ(笑)。
こういう解き方をしていると、いつになっても英語はできるようにはならないよ、という話は常にしています。
5教科の中で圧倒的に伸びにくい教科は国語と英語です。
国語もいざ問題を解かせると、「なんとなく答えにしました」というなんとなく国語で解いてしまっているんですね。
♩違う、違う、そうじゃ、そうじゃない♫
なんとなくでなく、きちんとした「答えの根拠を説明できること」が非常に大事になってくるんです。
今年の受験生たちも、乗り越えなければならない課題が非常に多い!
さあ、どうする!?
答えはシンプル、頑張って克服するしかないんです。
今年も戦いが始まったなぁ~と改めて実感しましたよ。
もう一つ言うと、こういった超基本の勉強は、できるだけ早いうちから取り組んでいった方が確実に良いといえます。
中2よりも中1、さらに言えば、小学生から、もっと言えば幼児のうちから正しい言語能力を修得していくことが大切。
毎年思います、「もっと早くから塾に来てくれてればなぁ」。
学力を伸ばすには、時間が必要なんですね。