手を動かす
夏期講習が始まって今日で11日目。
中3生に関しては水曜日から理社特訓に突入しています。
当塾には理社も時間をかけて力をつけていこうという方針がありますので、夏期講習から頑張ってもらっています。
今年は例年よりも中3生が少なく、逆に他の学年の方が多いくらいです。
開校してから夏期講習は3年目ですが、1年目・2年目は中3生が圧倒的に多かった。
今年は逆ですね。
まあ年によって学年の人数って変動するわけで(中には中3生が1人しかいない年もありました)。
ですので中3生の方々、今年はまだまだ募集しています(笑)。
理社特訓ですが、毎回授業を動画に残しているので、途中から入塾していただいても、過去授業は見れますので。
ということで前置きはここまで(長っ!)。
夏期講習を通じて、非常に感じるところがありましたので、書かせていただきます。
以前にもお伝えしたかもですが、大事なことなので、繰り返しさせていただきますね。
成績を上げるための大事なことは…もちろん、「自力で問題を解きまくること」。
その問題を解くときなのですが、頭の中だけでずーっと考え込んでいる生徒さんが実に多いんですね。
例えば連立方程式の文章問題や1次関数のグラフが絡む応用問題など、ずーっと頭の中で考えながら唸っている。
いやいや、そうじゃないんですって(考えることも大事ではありますが)。
ノートに図やグラフを実際に描いてみて、分かる数値を書きまくる、そんなところから問題の意味や解き方に気づいてくるんです。
つまり「手を動かせ!」ということですね。
私はいつもホワイトボードに図やグラフを描いているじゃないですか!
分かりやすく説明するためでもありますが、生徒のみなさんにもそうしてもらいたいから描いているんですよ。
人間って誰しもそうですが、「楽」を求めがちです。
自分で何かを書くという行為は正直面倒くさくて、多少なりとも苦労を伴うかもしれません。
でも苦労するからこそ、成し遂げられることって多いと思うんです。
成績を伸ばしたいのであれば、苦労することから逃げてはいけません。
逆に「苦労」する場面に出くわした時、一歩上に行けるチャンスだと思ってください。
一生懸命考えることも大事ですが、頭だけでなく手も動かして、「何が何でも解く!」と我武者羅になって取り組む姿勢も必要です。
そんなところから光は見えてくるものですよ。