「お休み」と「振替」について

今回は「お休み」と「振替」について。

この件については、実は今まで書こう書こうと思っていたテーマなんです。

ですがこの話をすると塾の内情を話すことになるので、今まで躊躇していたのですが。

書こうという気持ちのチャージがフルになったので、もう書いちゃいます(笑)。

今回は少し長くなってしまいます。

興味のない方はここでストップしてもらっても構いませんが、できれば塾生の方には読んでいただきたいですね。

 

Xのツイートや他塾さんのブログでも「お休み」・「振替」についてはたびたび書かれていて、「あぁ、同じ思いなんだな~」としみじみ感じます。

さてまず結論から述べさせていただきます。

簡単に塾を休まないようにしてください

端的に言うとこの一言なんです。

今日は以下の観点から話を進めていきます。

 

1.生徒さん側からの視点

テストまでに進度が追いつかなくなる

個別指導だと週1で1科目を受講している生徒さんって多いと思うんです。

そうなると月に4回の授業になりますね。

どうでしょう、1回の授業の重みを感じませんか?

1日休むと1か月で25%の勉強内容ができなくなってしまうわけです。

これってかなり大きいですよ。

基本的にテストに向けて勉強を進めているわけで、1日でも休まれるとテスト範囲の勉強が最後まで終わらないなんてことはかなりあります。

うちも実際ありますからね。

テストまでに終わらなかったところはお家でやってくださいね、と言わざるを得ない状況になってしまう。

なのでなるべく休まずに塾に来てほしいのです。

こちらも計画を立てて内容を進めていますからね。

 

学習ペースが乱れる

学習ペースってメチャクチャ重要です!

毎週決められた曜日にコンスタントに塾に行って勉強することも大事なのですが。

その中で出された宿題だとか小テストのための勉強だとか、むしろ塾に行っていないときの家庭学習が大事なんです。

特に塾に行く曜日を考えてきちんと家庭学習を進めている生徒さんにとってみれば、学習ペースが乱れるのは非常に良くない影響が出てしまいます

何事もそうですが、乱れたペースを修正するって、なかなか大変なんです。

日々のコンディションを整えながら、塾の日を大事にして通塾している生徒さんって、総じてみんな強いです!

 

2.塾側からの視点

経営的な負担増

昔、振替制度にメチャクチャ厳しい塾に勤めていた時、「授業料をいただいているのに、何で振替してあげないんだろう?」、とずっと疑問に思っていました。

ですが自分が経営する立場になり、その考えは180度変わりました。

問題の多くは正社員講師ではなく、アルバイト講師なんです。

例えば生徒さんが授業開始10分前に休みの連絡を入れたときの状況を考えてみてください。

自分を担当しているアルバイト講師はすでに塾に到着していて、授業の準備は終わっている時間だと思います。

そんなときに教室長から、「今日生徒が休みになったから帰ってください」と言われたら、どう思います?

申し訳ないですが、私だったら「」ですね。

さすがにそれはアルバイト講師に申し訳ないので、他の事務作業をしてもらって給料を出すって塾が多いと思います。

休んだ生徒さんの振替は基本ないところがほとんどです。

だって振替したらまたアルバイト講師にきてもらうことになりますし、もちろん賃金も発生しますからね。

事務作業なんて、本来やってもらわなくてもいい仕事がほとんどなんで。

もし振替を実施する塾があるとすると、大半は正社員の手が空いている時に設定しているのではないでしょうか。

正社員と言ってもいつも担当している先生と違えば、お互いあまりいいことはないと思います。

このような状況はいくらでも想定できることですので、だからこそうちはアルバイト講師を雇わないというところもあるんです。

ご家庭からしたらそんなの塾側の問題じゃない!と思われるかもしれませんが、これが塾側の内情なんです。

 

②他の生徒さんに影響が出る

これはうちでもお願いしていることなのですが、振替はできるだけ早めに連絡していただきたいということ。

なぜかというと、他の生徒さんに影響が出てしまいかねないからです。

例えばこのコマに授業を入れて欲しいとお願いされても、すでにいっぱいなのでお断りしたとします。

ですが蓋を開けてみれば当日休みの生徒さんが出て、実はそのコマに別の生徒さんが入れたなんてことも想定できますね。

それと振替をどこに入れるかが非常に問題。

あまり良い言い方ではありませんが、振替授業は優先されません。

特に当塾ではいつでもレギュラーの生徒さんが最優先されます。

振替の生徒さんが入って人数的に圧迫され、レギュラーの生徒さんの授業に影響が出てしまうのが一番良くないことだと思っています。

ですので私は、例え人数的な余裕があるコマがあったとしても、その日レギュラーの生徒さんの授業に影響が出てしまいかねないコマには振替の生徒さんは入れません。

まあ当たり前の話ですよね。

でも綺麗ごとかもですが、1つ言わせてください。

どうしても振替の生徒さんの優先度は下がってしまう、でも私からしたら大切な生徒さんなので、なるべく希望に沿えるような形で振替を入れたいのでなるべく調整したい、我ながら恩着せがましいと思いますが、そんな気持ちで対応しているってことを。

 

③授業準備が台無しに

①にも少し被りますが、授業の準備をしていたものが0になってしまうことがあります。

予習をしたり、プリントを準備したりしたことが無に。

私の場合、次回の授業に回せばいいのでそれほど影響ありませんが、アルバイト講師を抱える塾に関してはどうでしょうね。

でも私だって、準備していたことが0になってしまえば、正直残念な気持ちにはなりますよ。

そんなところを少しでもご理解いただけるとありがたいですね。

 

今回は「振替」について、包み隠さずありのままの話をしてみましたが、いかがだったでしょうか。

急な体調不良やケガがあったり、急用ができてしまったり、やむを得ず授業数分前に休みの連絡をせざる負えない時はあると思います。

それはどうしようもないことですので、何の気兼ねもなく休んで振替してください。

私だって急なことがあれば教室を閉めざるを得ませんので、お互い様なんです。

ですが冒頭で申し上げた「簡単に塾を休まないでください」ということについて、改めてどうお感じになりましたか。

拙い文章でしたが、ご理解いただけたかと思います。

ぜひ1回の授業の大切さを感じてもらいつつ、通塾していただければと思います。

特にウィルプラス生のみなさんには感じてもらいたいところです。

ちなみに振替制度については近々少しルールを変えようと思っています。

ここまでの長文をお読みいただき、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です