超能動モードになれ!

今週、あずま中の中3生は修学旅行でしたね。

これで殖蓮中、赤堀中、あずま中と、うちに通ってきてくれている生徒さんたちは全員修学旅行に行ったことになります。

さあここからは全員何の迷いもなく受験モードに突入ですよ。覚悟はいいですか!(笑)。

私は毎年、修学旅行に行く生徒にこんな質問をしています。

「初日は何時に集合して、何時の新幹線に乗って、どこに行くの?」「2日目、3日目のスケジュールはどうなっているの?」。

私の興味本位で聞いているところもありますが、そんな質問をすると決まってこんなことを返答する生徒さんがいます。

よく分からないんです。」、と(゚д゚)!

せっかくの修学旅行なのに、自分の行動がまるで分かっていない子って少なからずいるんですよね。

非常にもったいない。

先生たちが決めたスケジュール通りに行動していけばいいんだという、まさに完全な受け身状態なわけです。

もちろん自分の意志で勝手に電車の時間を変えることなんてできませんが、自分たちの動きはどうなっているのか?くらいしっかり把握しておいて欲しいなと正直思っちゃいます。

このことは普段でも同様のことが言えます。

「何時に塾に行きなさい」とか、「今日は自習に行きなさい」とか、親に言われたので来ましたという生徒さん。またいろいろな習い事や予定が入っている日に、自分の行動がまるで分かっていなくて、今日は塾に何時に行ったら良いのか自分で決められない生徒さんなど。

いやいや、自分の一日の行動くらい、自分でしっかり把握しておいてくださいよ!って感じです。

昨年も自分からこんなことをいう受験生がいました。

「今日は親に言われたので、ちゃんと自習に来ましたよ!(`・∀・´)エッヘン!!」。

いやいや、それは違うでしょ!

まだまだ勉強に対して主体的な姿勢になっていないな、と反省をした瞬間でもありました。

大人たちが決めたことを忠実に従っているだけでは、ただの受け身でしかないです。

それは同時に、自分の成長を自らストップしてしまっていることとも言えます。

「今日は何時に塾に行って勉強したい」など、自分の意志を持って行動していってほしいものです。

受け身で居続けると、必ずどこかで限界がやってきます。

伸びるものもいずれ打ち止めになってしまいます。

よく話題に出している、昨年の1人の生徒さん。メチャクチャ成績が上がったのは、「超能動モード」で、自分でやりたい勉強、やるべき勉強を積極的に取り組んだからこそなんです。

その生徒さんに関しては、私から特に言うことなんてほぼほぼなかったです。

いいんです、まずは自分が思うとおりにやってもらえれば。もし全然方向性が違う勉強をしていたら、私が言いますから。

そのための「塾」でもあるんです。

まだまだ受け身な生徒さんが多いこの時期。本格的な受験勉強をしていく中で、能動的に行動できる生徒さんがどれだけ増えるのか!

そういった生徒さんたちの成長を目の当たりにできるのも、この仕事の素晴らしいところだと思っています。

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