沈黙の8日間
先週の木曜日以来、ウィルプラスは沈黙しました。夜も電気もつかず真っ暗状態。
「あの塾はどうなってしまったのか?」と疑問に思われた方もいらっしゃったかもしれません。
実は私、コロナウイルスに感染してしまいました。
当塾は私しかおりませんので、「私が倒れる⇒閉校」になってしまいます。
特に中3生は期末テスト前日、中1・2は期末テストを来週に控える大事な時期に、このような事態となってしまい、本当にご迷惑をおかけいたしました。
それ以上に、子どもたちへの感染・ご家族への感染など非常に心配されたことと思います。多大なるご心配・ご迷惑をおかけしてしまったことに、非常に申し訳なさを感じております。重ね重ね本当に申し訳ございませんでした。
病院から帰ってきて、保護者の方々に閉校のご連絡と謝罪をさせていただきました。どの保護者の方からも「この状況だから仕方ない」「気にしないでください」「お大事にしてください」など、心温まる言葉を多々頂戴いたしました。
コロナ蔓延の状況化とはいえ、私の心の中は罪悪感でいっぱいでした。ですがこのような励ましのお言葉をいただいて、気持ちが少し楽になりました。本当に感謝しております。
水曜日に帰宅してから就寝後、急に寒気と発熱を感じました。
起床して、これはまずいと午前中にかかりつけの病院で抗原検査(今、PCR検査のキットが足りなくなっているようです)。陽性判定を受けてしまいました。その時の熱は38.6℃になっておりました。
最初はとにかく熱と激しい頭痛に苦しめられました。後から咳、鼻水、倦怠感にも見舞われました。発症日から8日間、自宅療養することになりました。
熱はだんだん下がってきて、5日目あたりからだいぶ楽になりました。ただ咳、鼻水、倦怠感は残り、今もまだ多少残っています。
ただ熱が下がることが何よりも体を楽にしてくれます。お医者様からも解熱剤をいただき、そのおかけで熱を抑え込むことができました。
実は中1・2年生に関しては、発症初日からオンライン授業を行いました。翌週に期末テストを控える中、寝ているわけにはいかない。ただただ使命感にかられただけです。
正直、発熱状態であったら無理だったと思います。ですが解熱剤を服用し、熱が下がっている状態であれば何とか出来る!と判断しました。お医者様に感謝ですね。
普段と違った授業形式でしたので、生徒の皆さんはやりづらいことも多々あったかと思います。ですが、何とか勉強時間を、学びの機会を作りたいという思いがありました。100%ではないにしても生徒さんの力にはなれたのではないかと感じております。
前回のブログでは教室の盛り上がっているという喜びの報告をいたしました。もしかすると今回の一件で教室の勢いがストップしてしまったかもしれないな、と少し懸念しています。
ですがこうなってしまった以上、もう一度リスタートです。新たな気持ちで再始動していくしかありません。
何よりご迷惑をおかけしてしまった生徒さん、保護者様に報いるべく、私に何ができるか。それは授業しかありません。
通っていただいている目の前の生徒さんにただ集中する。この信念は変わらず、より一層質を高めていきたいと考えております。
今日から自宅療養期間が解除され、通常授業を再開いたします。これまで以上に頑張っていく所存でおります。
今後とも個別指導塾ウィルプラスを何卒よろしくお願い申し上げます。