学習のタイムパフォーマンス
先日、録画しておいた「ガイアの夜明け」を見たんですけどね。
「幸せにする驚きの家電!~”究極の炊飯器”と昭和の必需品”~」
今、家電が非常に進化しているっていう話で、タイトルにもある炊飯器が紹介されていました。
1台10万円以上もする炊飯器。非常に高価なものですが、その分、本当においしいご飯が炊けるというらしいです。
値段と同等、いやそれ以上の価値があると、今売れに売れまくっているみたいですね。
また最近の家電は「時短性能」が著しく発達しているそう。
時短のおかげで他の家事や仕事に時間を回すことができる。
今、そういった家電も売れているそうです。
そんな話題から「コスト」よりも「タイパ」の時代が来ているというのです。
あまり聞かない言葉かもしれませんが、タイパとはタイムパフォーマンスのこと。
つまり「時短」です。
もちろんお話したいのは家電のことではなく、タイパって勉強にも通じることだなという話です。
例えば同じ勉強1時間でも、やり方次第でその時間的価値は変わるということ。
集中して質の高い勉強をすれば、1時間かかる勉強が30分で済むかもしれません。
当然、学習効果も高いですし、余った時間は他の勉強にもかけることができます。
逆にテレビを見ながら、音楽を聴きながら、いわゆる「ながら勉強」だと、1時間どころかそれ以上かかるかもです。
タイパが悪いってことですね。
周りの雑音をシャットダウンし、たくさん覚えて、たくさん思考する。こちらの方がタイパが良いのは、火を見るよりも明らかです。
先日授業中、こんな場面に出くわしました。
数学でしたが、とても難しい問題に挑戦していた生徒さん。難しい問題なので、問題量はあまり進みませんでした。
すぐに答えを見たら、そりゃ問題量も進みます。
ですがその難しい問題に立ち向かい、一生懸命思考し、最後には自力で解くことができました。
たった数問かもしれませんが、その1問1問からものすごい学習効果が得られたものだと思います。
時短ではないですが、時間を有効的に使って、大きな成果を得られたということで、これもある意味タイパかなと感じました。
時間は平等に与えられているものです。どう活用していくかで今後の人生が大きく変わっていきます。
せっかく勉強をするなら、高い学習効果を目指す。学習のタイムパフォーマンスを意識して取り組んで欲しいですね!