努力していてもなかなか成果が上がらない生徒さんへ②
それでは前回に引き続き、後半のお話です。
②目の前のことだけに集中できていない。
あれもこれも勉強の幅を広げてしまっている生徒さんって実は多いです。
例えば英語でいうと、今「過去形」を勉強しているのに、問題の中に「現在進行形」が出てきたら「復習しなきゃ!」とそちらに気を取られてしまうようなケース。
気持ちは非常に分かります。特に勉強への意識が高い子によくありがちなことです。
ですが今「過去形」を勉強しているのであれば、まずは「過去形」をしっかりマスターしてから、「現在進行形」の復習に取りかかるべきなのです。
中途半端にいろいろと手を出してしまうと、肝心な勉強への力が十分注げず、結局すべて共倒れになってしまいます。
「勉強が上手な子」というのは、今の勉強に全力投球できているものなんですね。
あとは英検、漢検、数検など、短期間でいろいろと手を広げすぎてしまうのもあまりよくありません。
おまけに定期テストも絡んでくると、なかなか勉強の照準が定まらず、困惑してしまいます。
ただ定期テスト近くに検定試験があったりするので、仕方ないと思う生徒さんもいると思います。
であれば検定試験の予定を見て、少しずつ準備を進めていけば、定期テストの勉強にもそれほど影響を与えないはずです。
まさに「計画力」ですね。
人間は完璧ではないので、常に用意周到にこなすことは難しいかもしれませんが、いわゆる「できる人」というのはこういった計画をしっかり立てられています。
少し話はそれてしまいましたが、まずは目の前の勉強に集中して、完了したら次の勉強へ進む、成績を上げるためのコツだと思います。
というわけで2点紹介させていただきました。
心当たりあるなぁと思った方はぜひ参考にしてみてください。