先を見据えることが大切
私が初めて正社員として働き始めた塾のとある先生はいつもこんなことを言っていました。
「3か月先を見据えて動いています」。
もちろん今を一生懸命に生きることも大切。ですが先のことを考えると、今行動がやるべき変わってきます。
この言葉に感化された私は、その先生にならって、3か月先を見据えて行動することを心がけています。
今日が12月18日。ということは3か月先を見据えると、2022年3月18日ということになります。
ですので、私はすでに3月以降のことを考え出しているわけです。
3月というと、塾業界では最も重要な時期の1つ。群馬県でいうと、後期試験という最重要の入試があります(今年度までですが)。
合格に向けての受験指導、3学期にある学年末テスト、学習指導が重要なのは当然です。
ですがもう1つ2つ大事なことがあります。
この時期、いろいろな塾は新年度に切り替わっている時期。
高校入試を終え、卒塾する中3生も多いわけですから、生徒数は減ってしまいます。なので生徒募集に力を入れていかなければなりません。
うちも春に関しては生徒募集活動に力を入れます。そろそろ新聞折込チラシのデザインも作らなきゃです。
と同時に昨年度を振り返り、新年度はどう塾を運営していこうか、考えていかなければなりません。
今年、個別指導塾ウィルプラスを立ち上げ、何もかも一人でやることになりました。その中で見えてきた修正点はいくつもあります。
これを新年度に反映させることで、バージョンアップした教室になるはず、いや、しなければなりません。いや(笑)、義務感ではなく、したい。今から考えるとワクワクしてくる自分がいます。
それは1日、2日では決められないこと。数か月前からじっくり思案すべき件です。
先を見据えるとはなにも3か月先だけではありません。1年後、3年後、10年後…。長期の目標もとても大事。
生徒さんは数年後の進路のことを考える必要がありますよね。例えばもしなりたい職業が「学校の先生」と決まっていれば、どこの高校を受験し、どんな学部の大学を目指していかなければならないか、明確になります。そうすれば今どのように勉強に向かっていかなければならないかもはっきりしますよね。
今を懸命に生き、先のことも見据えていく。誰にとっても大事な考え方だと思います。