偏差値について
個別指導塾ウィルプラスです。
今回は偏差値についてお話していこうと思います。
偏差値っておそらく学校では全く使わないのに、かなりの生徒さんは知っているかと思います。特に塾に通っている生徒さんはご存じかと思います。
塾で受験する学力テスト等で偏差値で出ますよね。
それと高校入試の基準が偏差値となっているのが大きな理由かと思います。
前橋高校は偏差値〇〇とか、伊勢崎高校は偏差値〇〇とか…。
ただ偏差値って勘違いしている方が多いです。
そもそも高校が「わが校の偏差値は60です!」と言っているわけではないですし、テストの得点でもポイントでもありません。
偏差値とは「平均からどれくらいの差があるかを表した数値」です。
それは「そのテストを受験した生徒たちの差を表す数値」でもあります。
重要なのは「他の人との差」なんですね。
すなわち学力を表す数値ではないというところが肝なわけです。
夏休みに今までやったことないほど勉強を頑張りました。そうぜん学力は上がっていることでしょう。でも偏差値は上がりませんでした。すると生徒たちは「あんなに頑張って勉強したので、なぜ偏差値は上がらないんだろう」と落胆します。そんな生徒さんを私は毎年見ています。
なぜそんなことが起こるのでしょう?
それは「他の生徒たちも頑張って勉強したから」なんですね。
勉強すれば確実に学力は上がります。ですが他の生徒たちも学力を上げた。他の生徒たちと差が変わらなかった。差が変わらなければ偏差値は変わらないんです。
例えば「偏差値を10上げたい!」と意気込んでいる生徒さんは、他の生徒が勉強している量よりもさらに上の学習量を確保しなければなりません。
ですので特に中3生は期末テストが終わったら、一刻も早く受験勉強に取り掛かってください。他の生徒さんたちが本格的に受験勉強し始めていないうちに勉強を始めれば、差をつけることができます。すなわち偏差値アップ!
受験生以外の学年の生徒さんたちは、普段からの勉強量を増やしましょう。他の生徒さんたちが勉強していない間に勉強をすれば、差をつけることができます。すなわち偏差値アップ!
ご理解いただけたでしょうか。特に中3生のみなさん、先日のブログ(夏期講習について)でもお話ししましたが、夏休みはみんな勉強します。志望校までに偏差値を上げなければならない生徒さんは、圧倒的な学習量をこなさなければなりません。まわりの同級生、友達はもはやライバルです。ライバルに勝つんだ!という強い気持ちで頑張り抜きましょう。
「圧倒的な学習量」といえば、個別指導塾ウィルプラスです。この夏を大成功させたい!という思いがある生徒さん、お待ちしております。最後は宣伝でした。