人に教えられるくらいまで勉強を!
何かを学んでしっかり理解することができた。
自分ではそう思っていても、いざ問題練習をしてみると間違いが多くて、まだ分かってないかも?と感じることがあると思います。
「きちんと理解できている!」と自信をもってよいときの指標の1つがありますので、今回お話しします。
それは「人にきちんと説明ができるレベルになっていること」です。
なぜ学校の先生は教え方がじょうずなのか。それは人に教えられるくらい勉強し、理解できているからなんですね。
私もそうです。以前このブログでもお話しましたが、私は理科が苦手です。
ですが今、生徒たちに理科を教えることができています。
それはなぜか?自分で偉そうに言うのは好きではないですが、メチャメチャ勉強したからです!今も現在進行中です(このブログも参考に!「塾講師なら勉強しなきゃ!」。
教科書を読んで何となく理解しただけでは、人に教えることはできません。人に教えるににしっかり理解している状態になるまで勉強しなければなりません。
なのでもし学校や塾で「教えてくれたけど分かりづらいな」と感じたら、その先生は勉強不足かもしれませんね。
しかも誰かに教えるわけですから、分かりやすい説明の仕方を考えなければなりません。
何かをかみ砕いて説明できるためには、しっかり理解している状態でなければ土台無理な話です。
私の場合、まず教科書を読み、授業動画を2~3種類視聴し、その後問題集に取り組んでいます。
その上で生徒さんたちに教えていくのですが、指導しながら実感を覚えることがあります。
それは、生徒さんに教えると自分の勉強した内容が体の中に浸透していくような感覚を覚え、結果自分自身の勉強にもなっているんです。
そう、先生は、教えながら自分でも勉強できている状態になっているわけですよ!
先生が勉強できる理由は、極論、生徒たちに教えているから、ともいえると思っています。
なので、友達に勉強を教える行為って、実は非常に良いことなんですね。自分の理解・知識の確認にもなるわけで。
まさに最高のアウトプット!アウトプットなしで成績は上がりません。
ですが生徒さんがいつも誰かに教えることってなかなかできないことですので、普段の勉強のアウトプットは問題練習になるのかなと思います。
問題練習している時も、「なぜその答えになるの?」と友達に質問されても、しっかり答えられる状態を意識して勉強に取り組んでいくとよいですね。
ちなみに当塾では授業中に教え合うことは禁止です。うるさくなっちゃいますから。教え合いは授業外でお願いします。