ノート作りは間違っている?
あずま中学校の2学期中間テストは10月11日、12日の予定です。
あとおよそ1か月ですね。そろそろテストのことを意識してきてもいい時期です。
「まだあと1か月もあるじゃん!」と思ったそこのアナタ!全然そんなことないですよ。
今日はテスト勉強に関して1つお話していきます。
よくあるお話。「ノート作り」について。
学校のノートや問題集、参考書などの内容を自分のノートにまとめていく勉強ですね。言わば自分だけの参考書づくりです。
線引きを使ってきれいに線を引いたり、たくさん色を使ってカラフルにしたり、きれいにまとめるのが好きだという生徒さん、多いのではないでしょうか。
しかしそのような勉強方法に対し、塾の先生達から言われる意見があります。それは「ノート作りは正しい勉強法ではない」と。多くの方がおっしゃっています。
「きれいにまとめて自己満足しているだけ、ただの作業。成績を上げたいなら問題を解きまくることだー!」という指摘です。
それに関して私の意見を申し上げます。
「ノート作り」、決して反対ではありません。それで勉強へのモチベーションが上がるのであれば良いことだと私は考えています。
「やる気を育て、未来を全力サポート」これがウィルプラスの使命です。やる気を育てることが何より重要!だと思ってこの仕事をやっています。
実は私もノート作りやってました。大学受験時に日本史と生物はノートにまとめていました。これが結構楽しいんですよ。
自分だけのオリジナル教材を作るんだ!なんて思ったりして。
ですがここで大事なことを言わせていただきます。上記の「成績を上げるには問題を解きまくること」、やはりこれが成績を上げる王道だと私も思っています。
はっきり言ってノート作りだけでは成績は上がりません。でもノート作りを否定しようだなんて全く思いませんよ。
ノートにまとめて問題を解きまくる、これを行えばいいのですから。
ただここで大きな注意点を申し上げましょう。もしノート作りをしようと思っている生徒さんは、余裕をもってノート作りをスタートさせてください。
例えば3週間でテスト勉強を終えているという人は、余計に1週間の時間を上乗せして勉強をスタートさせましょう。
ノート作りは時間がかかるんですよ。なので時間を上乗せするしかありません。
そしてもう一度言いますが、問題を解くことを忘れずに。ノート作りで満足してはいけませんよ!
ノート作りはあくまでオプションです。「重要語句を覚えまくる、ワークや問題集を解きまくる」これが一番成績の上がるテスト勉強ですから(今回一番言いたかったこと)。
ノート作りをオススメしているわけではありません。やりたいと思っている生徒さんは余裕をもって作りましょう。
でも勉強するなら少しでも楽しくやりたいですよね。確かに「ノート作りは無駄!」という意見も分かるのですが、大人の立場で生徒の考えを真っ向から全否定してしまっているような気がして、それってどうなのかなと思ってしまいます。
正論は大事ですが、決してそれだけはないような気がするんですよね。
ということでノート作りにならって、今回は少しカラフルにしてみました(笑)。