デジタル教科書
少し前の話なのですが、8月26日の上毛新聞の記事にこんなことが書かれていました。
小中英語にデジタル教科書を2024年度に導入、2025年度には算数・数学に導入するという記事。
時代が進んでいるなぁと実感しました。
世の中、電子書籍も普及してきており、「部屋が本でかさばらなくてよい」、「いつでもどこでも手軽に読書を楽しめる」と、実に便利なものであると感じます。
でも書籍ならではの良さもあるので、私は「本」派ではあるのですが。
ウィルプラスの英語授業は、あまり詳細は申し上げられませんが、特に小学英語ではネイティブの発音に慣れてもらおうという授業を実践しています。
小学生のうちからネイティブの発音に慣れることは、その後のリスニング力に与える利点がかなり大きいので。
日本人の英語ならよく聞き取れるけど、外国人の発音だとてっきり分からなくなってしまう、というケースは多々あります。
この記事にもありますが、デジタル教科書を活用すれば音声も聞けるということで、非常に良いことだと思います。
ですが最大の問題点は、「視力低下」。
私もパソコンやスマホなど、一日の多くの時間、「画面」を見ています。
「画面生活」といってもいいくらい(^^;)。
そのためか、視力が低下しているなぁとかなり実感しております。
このままでは免許更新で引っかかってしまうのでないかと心配です。
目は一生使うものですからね。小さいうちから画面ばかりに慣れてしまうのは、非常に危険だと思っています。
なので私は無理にデジタル教科書に頼ることはあまり賛成ではないと思っている立場です。
要所要所でデジタルを活用することは非常に効果的だと思います。ですが全てをデジタル化するのは、人間の体に与える負の影響が大きいと感じます。
当塾でも動画授業を採用しています。ですが授業中ずーっと動画を見ているわけではありません。
動画授業はインプットの一環。最も重要なのはアウトプットですから。そこはテキストを使ってアナログで進めております。
今後、問題集ですらデジタルが普及してしまったら、ちょっと困りますね。もしそんな状況になりつつあっても、ウィルプラスのテキストは書籍にこだわっていこうと考えております。