スタートダッシュ君
先日、YouTubeで東進の今井宏先生の動画でこんな話がありました。
「スタートダッシュ君」。
どういうこと?と思わず見入ってしまいました。
結論から言うと、「人間は新しいことを始めると、最初はやる気満々で取り組むが、時間が経つにしたがってやる気は落ちていき、やがて普通に戻ってしまう」というような話です。
学校でいうと進級時、とてもモチベーション高いですよね。
学習塾でいうと入塾したての時期、ものすごくやる気があるものです。
ですが時間の経過って恐ろしいもので、新しい環境に慣れていくにつれて気持ちもだんだんと落ち着いてきてしまうものです。
宿題を忘れるようになるだとか、眠気に襲われるだとか、鉛筆を持ったままじっと動かないだとか…。
いわゆる自分の中の「ダメな部分」が徐々に出てきてしまうんです。
確かに始めてから2,3カ月もたてば、最初のやる気なんてどこへやらってケースは多々見られるものです。
最初だけ頑張れるけど、あとはダメダメになっていく、これがスタートダッシュ君です。
こうならないためにも、①最初から飛ばしすぎずに気持ちを落ち着かせながら始めていく、②1か月くらいしたらもう一度予習や復習に力を入れて気持ちを立て直す、③②を繰り返しながらモチベーションを維持そして向上させていく、この3点が大事です。
2,3か月、それ以上たっても「日に日にやる気が上がっていっているんですよね!」なんてセリフが聞けたら、それはそれは本当に素晴らしいです。
時間が経ってもモチベーションを維持・向上させながら、淡々と勉強していくことが大事!
結局重要なポイントはここにたどり着くわけです。
そういえば新中3生には春期講習で「スタートダッシュ講座」を開講するんでした。
でも今さら名称は変えません(笑)。