やらされている感を拭え!
今日は中3の統一テストです。
今日は樹徳高校のプレテストもあり、部活やその他の用事などで、受験している生徒さんは半分以下。
う~ん、こんなことなら日程調整しても良かったかなぁ、なんて思いますが、最初に決めた日程はなるべく変更したくないので(その予定に合わせてくれている人もいると思うので)、そのままにしました。
そういえば前回の統一テストについて話したいことがいくつかありました。
統一テストの結果はきちんと自分で書いた答案も採点されて送られてきます。
それを見て、「!」。
数学の最初の計算問題。大問1(2)の文字の計算で間違っている生徒が何人かいらっしゃいました(;゚Д゚)。
さすがに(1)は全員正解していましたが、(2)で間違ってしまったら、方程式は解けるの?1次関数はどうするの?乗法公式・因数分解は大丈夫なの?平方根なんて無理でしょ!などなど、本当に心配になってしまいます。
「どうしたの?」と指摘すると、ほぼ100%でこういった答えが返ってきます。
「いやぁ、計算ミスしちゃいました」。
いやいや、そんな簡単に言われてもねぇ、もっと深刻に考えなさいって!
きちんと指導できてないお前の責任だろ!と思われると思いますが、確かにそれはそうなんですが、はっきり言ってそこの責任は持ちたくありません(笑)。
私の責任と認めてしまうと、「じゃあ仕方ないな」と生徒さんは思ってしまうかもしれませんからね。
ここ最近、毎回の授業報告で送らせている内容の1つが、「計算ミスゼロを意識しましょう」というフレーズ。
何も中3生に限ったことではありません。高校生、中1・2生、小学生、全ての学年に関わることです。
併せて、「自分でどこが間違ってしまったのか確認すること」、「途中式を書くこと」など具体的なアドバイスをさせていただいているのですが、もっと根底にあるものがあると思います。
それは「やらされている感が拭えていない」ということです。
やれと言われたので解いています、というテンションの生徒さんって少なからずいますよね。
計算ミスしても「まっ、いっか」って何も感じない生徒さん、少なからずいますよね。
それではいくら練習しても同じことを繰り返すだけです。
せっかく塾に来て勉強しているわけですから、1問1問魂を込めて解いて、もし間違ってしまったら、ものすごく悔しがるくらいの気持ちで臨んで欲しいんです。
もっと主体的になってもらいたいというのが、ここ最近私が強く感じていること。
勉強だけなく、「主体性」はどこの世界でも必要なことですしね。
「やる気を育て、未来を全力サポート」という当塾のキャッチフレーズがありますが、やる気を引き上げることは、本当に大変なことですし、毎年思考を巡らせているところでございます。
さて、今日は9月16日。そろそろ2学期中間テストが見え始めてきたのではないでしょうか。
「何が何でもいい点をとってやる!」、そんな気概を持って頑張ってほしいですね。