おもてなしの大切さ
GWに福岡県の博多へ行ってまいりました。
博多といえば…「もつ鍋」!ということで、旅行中のグルメは絶対に外せない私はもつ鍋を食べることにしました。そのお店でのお話。
もつ鍋は想像以上に美味しかった!のですが、今回グルメレポではございません。
まず一人客(←孤独)にも関わらず、快く通してくれたお店の懐の深さに感謝でした。
席についてもつ鍋の注文方法について丁寧に説明してくれて、無事に注文完了。ここまでは普通、どこのお店でも丁寧に説明してくれます。とても素晴らしいなぁと感じたのはこの後でした。
水を飲みほし、「もう一杯飲みたいなぁ」と思っていたら、店員さんがすぐに水の入ったポットを持ってきてくれました。
もつ鍋も終盤に差し掛かり、「そろそろ締めのラーメンかなぁ」と思っていたら、店員さんが来てくれてラーメンに必要なだし汁を継ぎ足してくれました。
食事が終わり、一息ついたベストなタイミングで食器を下げてくれて、デザートのシャーベットを持って来てくれました。
入店してから帰るまで、呼び鈴は注文の際の一度だけ。それ以外はこちらで呼ばずとも、店員さんがいろいろと気づいてくれて対処してくれたのです。
店内は私一人ではありませんでしたよ。多くのお客さんたちで賑わっていました。そんな中、店員さんがそれぞれのテーブルをしっかり見てくれていて、お客様が望んでいることを先読みして対処してくれていたのだと思います。
特別高級なお店ではないですよ。一般的な食事処だと思いますが、店員さんのお客に対する気遣いがとても感じられ、感動すら覚えました。
スタッフの方々はお客様が今何を望んでいるのか、どうすれば満足していただけるのかを常に考えているのだと思います。まさに「おもてなしの心」です。その心得がお店のスタッフ一人ひとりにしっかり行き届いているのだと思いました。
言いたくないですが、お店によっては何回も呼び鈴を鳴らしても店員さんが来ず、やっと来てくれたら不快感ダダ洩れみたいなお店もありますよね(-_-;)。
[えっ、水が欲しい!?この忙しいときに水かよ。そんなことでいちいち呼ぶなよ。こっちは今、忙しいんだよ、空気読めよ]←すいません、あなたの不快感、完全に伝わっちゃってますよ(笑?)、という感じで。
私も塾経営者としての「おもてなしの心」を忘れずに、来てくれた生徒さん・保護者様に尽くしていきたいなという気持ちにさせられました。
ですが生徒さんが問題に対して一生懸命に考えているとき、「おっ、答えを知りたがっているな、すぐに教えなきゃ」ということはしませんよ。
生徒さんが一生懸命考えている時間は大切な時間、力が伸びている時でもありますからね。教えたい気持ちをグッとこらえてベストなタイミングを図ります。
このあたりが飲食店などのサービス店と学習塾の違いですかね。