「自力」で解かないと!
先日、生徒と「何でこの塾に入塾してくれたの?」という話になりました。
生徒:「体験授業のときに説明が分かりやすくて、前に行っていた塾みたいに先生がコロコロ変わらないから」。
非常にうれしい答えですね。
確かに先生がコロコロ変わる問題は個別指導塾でよくあること。
という話は今回の趣旨ではないので割愛します。
「説明が分かりやすい」。
とてもうれしいお言葉なのですが、今回のお話では「説明がわかりやすい=成績が上がる」は直結しないことを強調したいと思います。
また別のとある生徒さん、内容の説明が終わったので、「じゃあ問題やって」と指示を出したのですが、「もっと説明を受けたいです」と言ってきました。
それって説明を聞いて極論「分かった気でいるだけ」なんです。
実際に問題を解いてみると、思うように解けないことってよくありませんか。
私もスタディサプリで英語の関先生や肘井先生の授業をよく視聴するのですが、もちろん非常に分かりやすい。
ですが自分で実際に問題を解いてみると、あれっ、どういうこと?という場面が多々あります。
一流の講師の説明でも、聞いただけで自分でできるようにはならないんです。
脳に汗をかきながら問題に取り組み、自力で解いていくしか成績アップの道はないんですね。
ですので説明を聞いたらあとはひたすら自力で問題を解く、これがうちの塾で最も重要視していることです。
アウトプット重視です。
説明なんてコンパクトでいいんです。
とはいえ、説明しすぎているなぁ~なんて思うこともしばしばあるんですけどね。
塾の主役は生徒さん、先生が主役になってはいけません。